肌断食とは、基礎化粧品や洗顔料、クレンジングなどを一切使わず、水だけで洗顔する“何もつけない”美容方法です。
こちらのブログ内でご紹介する「肌断食」は、クリニック宇津木流院長・宇津木龍一先生の「宇津木式スキンケア」を基本としております。
肌断食を始めた当初は1ヶ月ごとに変化や効果をブログ記事にしようと張り切っていましたが、、
正直、変化はとても緩やかで、1ヶ月1ヶ月での劇的な変化はありません^^;
ただ、肌断食を始めた頃の肌と比較するとその差は歴然で、確実に良い方向に向かっていることはわかります!
●変化はゆっくり、でも美肌への一番の近道
●洗顔が肌断食の要!
●キメに変化あり!?
肌断食6ヶ月目の効果

肌断食をこれから始めようと思っている方や始めたばかりの方は、肌断食は本当に効果があるのか、どのくらいで効果があらわれるのか!?
すごく気になるところだと思います。
実際どうだったか、、
私が目指す理想の肌が“10”だとすると、“2”くらいにはなりました^^;
ただ、肌断食前に過度なスキンケアでかなりのダメージを受けていた私の肌は、マイナスからのスタートでした。
そう考えるとかなりの進歩です。
なんだか抽象的な説明になってしまいましたが、、お伝えしたいことは、
肌断食での変化はゆっくり、でも美肌への一番の近道
ということです。
私の肌断食の教科書でもある「宇津木式スキンケア辞典」の中で皮膚科医の宇津木龍一さんはこうおっしゃっています。
『美肌到達の「改善速度」には個人差あり』
化粧品によるスキンケアを熱心に、長期間続けてきた方ほど、肌が傷んでいる傾向にあります。
毛穴という毛穴に炎症がみられ、また、真皮層のコラーゲンのところどころに穴が空いていたりします。皮膚は干からび、新陳代謝がストップしているため、極端に薄くて、弾力もありません。
このような病的な状態であっても、基礎化粧品やファンデーションを全てやめれば肌は回復してきます。
人によっては長い時間がかかるかもしれませんが、かならず弾力と潤いに富んだ美しい肌になれるのです。
「宇津木式スキンケア辞典」クリニック宇津木流院長 宇津木龍一
肌断食によりどのくらいで効果を感じるのかは個人差があり、元の肌が傷んでいる人ほど時間がかかるということです。
ただ、私がマイナスの状態から“2”になったと感じるほどには嬉しい変化も感じています。
この嬉しい変化、理想の肌に近づいている実感があるからこそ、継続することができます。
変化はゆっくりですが、今までの過度なスキンケアを長年続けてマイナスの状態から抜け出せなかったことを考えると、これが美肌への一番の近道だとも思います。
気長にこれからの変化を楽しみたいと思います♪

洗顔が肌断食の要!

肌断食の基本はぬるま水洗顔です。ファンデーションをつけた時には純せっけんで泡洗顔をします。
ただ、普段ファンデーションをつけることがほとんどなく、ずっとぬるま水洗顔だけを続けていた私は、古い角質が落ちきっていないことがずっと気になっていました。
特におでこに多く、ひどい時は魚のウロコのようなものが張り付いていました(T . T)
もちろんうぶげ洗いなども取り入れて、洗顔の強さは調節していました。
宇津木さんの本にもこう書かれています。
柔らかいロウが薄くついているような時、また乾いた糊がついているように薄い皮がはがれて見える場合は、明らかに皮脂や垢がたまっているので、ある程度強くこすって落とす。明らかな垢の蓄積はさせない。
「宇津木式スキンケア辞典」クリニック宇津木流院長 宇津木龍一
私のおでこの魚のウロコのようなものは、まさしく明らかに皮脂や垢がたまっている状態でした。
そんな時は本に書かれていた通り、強めに擦って落としていましたが、完全に落とすことは難しく、また溜まっていく一方で困っていました。
そんな時、週1回でも泡洗顔をしたらどうかと思いつきました。
最初の泡洗顔の時は洗顔後の皮向けがひどく、大丈夫かと心配しましたが、数日で皮向けが落ち着くと、肌がワントーン明るくなっていることに気がつきました!
さらに週一の泡洗顔の回数を重ねていくと、洗顔後の皮向けも徐々に気にならなくなり、皮脂や垢が蓄積してしまうこともなくなりました。
泡洗顔を取り入れて1ヶ月が経ちますが、肌色が明るくなり、透明感も増したような気がします!
5ヶ月間、見た目の変化があまり感じられないと思っていたので6ヶ月目のこの変化は嬉しいです♪
肌断食では、皮脂を洗いすぎるのも、洗い足りないのも、どちらも良くありません。
自分に合った洗顔をすることが肌断食の要だということです。
私もこの6ヶ月試行錯誤の連続です。
今は週1泡洗顔が合っていますが、今後肌の新陳代謝が正常になれば水洗顔だけで大丈夫になるかもしれません。常に正解を探しています。
肌断食を始めたばかりの頃はスキンケアに頼らない自分の肌質がまだ分からないので、基本に従うことが大事だと思います。
ただ、だんだんと自分の肌の状態を見ながら洗顔の頻度や強さを調節していくことで、肌断食での改善速度を上げられるのではないかと思います。
☑︎すすぎの回数
すすぎの回数が多いほど洗浄力は増します。
時間をかけて押し洗いをしていた私は、こちらの動画をみて、できるだけ少ない回数で効率よく洗うことが大事だと知りました。
【肌断食を推奨している「白金ビューティフルエイジングクリニック」の洗顔動画】
☑︎水温
洗顔時の水温が上がるほど、洗浄力は強くなります。
34度以下のぬるま水洗顔が基本ですが、私の場合、冬場は34度だと洗浄力が強すぎて肌の乾燥が気になってしまうため、もう少し低めの温度で洗顔をしています。
肌質や季節によっても皮脂量は変わりますので、その時の自分の肌に合った水温を見つけることが大事です。
☑︎うぶげ洗い
優しく押し洗いが基本ですが、私の場合、押し洗いだけでは皮脂や垢が蓄積してしまうので、上記動画のようなうぶげ洗いも取り入れています。
垢がたまらない程度に良く洗うことが大事です。
うぶげ洗いとは・・・
うぶ毛をなでる感覚で、指の腹で優しく洗う方法
●純石鹸
基本はパウダーファンデーションをつけた時だけ純石鹸で泡洗顔することが勧められています。
ただ、私のようなケースもあるので、あまりにも皮脂や垢の蓄積が気になる方は、自分に合った頻度で泡洗顔を取り入れることも良いと思います!
私の体験を一例としてご紹介しましたが、中にはできるだけ洗わない方がいいということで、朝は洗顔していないという声を聞くこともあります。
肌断食で肌の状態が思うように改善しない方は、洗い過ぎていないか、洗い足りないことはないか、洗顔方法を見直してみると良いかもしれません♪
マイクロスコープ画像|キメに変化あり!?

肌断食の変化はとても緩やかで、特に1ヶ月ごとの変化をあまり感じられないと冒頭でお伝えしましたが、実は6ヶ月でのマイクロスコープ画像に嬉しい変化がありました!
マイクロスコープでは、キメを見ることにより、肌の状態を確認することができます。
【キメの4つの段階】
0レベル | 三角の細かいキメがあり、ふっくらしている。理想的な状態。 |
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Iレベル | 鉛筆で書いた線のような浅いキメがある。 |
Ⅱレベル | 一方向にのみキメがある。 |
Ⅲレベル | キメがまったくない。やけどが治った直後や水ぶくれと同じ状態。 |
まずは参考までに、、
【あご下】
これは、私の中で一番状態の良い箇所です。

【おでこ】


【左頬】


【小鼻】


まだキメが完全に回復したとは言えませんが、左頬をみるとキメがうーっすら見えてきました!
小鼻やおでこの毛穴の炎症や詰まりもだいぶ改善されています♪
5ヶ月間、キメどころか線すら見えず半ば諦めモードでしたが、6ヶ月目のこの変化は希望が見えたようで嬉しかったです!
マイクロスコープは、このようにモチベーションアップにもつながるので、肌断食をされている方にはとてもおすすめです♪
USBケーブルでパソコンにつなげるタイプです!
まとめ
肌断食により理想の肌になるために必要な時間は人それぞれです。
特に私のように長年熱心なスキンケアを続けていた方は、とても時間がかかるかもしれません。
肌断食を始めた当初、6ヶ月も経てば!と意気込んでいた分、期待外れのような気持ちになったことは確かです。
ただ、試行錯誤しながらも肌断食により確実に肌が良い状態になっていることは確かで、マイクロスコープ画像にもそれがあらわれています。
私の体験が、肌断食を始めようか迷っている方、始めたばかりで不安に思っている方のお役に立てれば嬉しいです。
