私は、2020年8月から肌断食を継続し、日に日に肌が丈夫になり状態が良くなっていることを実感しています!
肌断食とは、基礎化粧品や洗顔料、クレンジングなどを一切使わず、水だけで洗顔する“何もつけない”美容方法です。
こちらのブログ内でご紹介する「肌断食」は、クリニック宇津木流院長・宇津木龍一先生の「宇津木式スキンケア」を基本としております。
この記事を読んで下さっている方は、肌断食に興味はあっても
という方だと思います。
結論から言えば、
そんな乾燥肌の人こそ、肌断食をした方が(継続した方が)いい!!
です。
今回は、もともと乾燥肌の私が肌断食を経験して言える3つのことについてご説明します♪
☑︎肌断食で間違いなく乾燥肌は改善する!
☑︎ただし、肌断食をはじめてすぐは一時ひどい乾燥に悩まされる
☑︎自分の保湿機能、バリア機能が回復していないうちは乾燥対策で乗り切れる!
肌断食をはじめた経緯

実は私ももともとひどい乾燥肌で、知識がないうちは肌断食なんて絶対ムリ!と思っていました。
その乾燥度合いは、とある美容クリニックで光と高周波を照射して肌のくすみをとる施術を受けようとしたところ、断られたこともあるレベルです(T . T)
この頃は、洗顔の後に導入美容液→化粧水→美容液→クリームを毎日欠かさずつけていました!
スキンケアをすれば肌は潤う(というかベタベタ^^;)、でも洗顔後少しでもスキンケアが遅れるとつっぱり、ひび割れてくる、、
どんな化粧品を使っても悩みは改善されず、これは、肌本来の力を回復させなければどうにもならない!ということで肌断食を開始しました。
肌断食を開始して4ヶ月目、まだ肌本来の機能が回復したとは言えませんが、それでも洗顔後何もつけないでも過ごすことができています!
今まで時間とお金をかけて熱心にスキンケアをしてきたのは何だったのか、、
乾燥肌の原因

化粧品に含まれる成分やこする刺激で肌バリア機能が破壊されてしまう。
人は本来どんな化粧品もかなわないような保湿機能(自家保湿因子)を持っています。また、皮膚にすみついている常在菌は肌を守るバリア機能の役割を持ちます。
化粧品に含まれる合成界面活性剤やパラベンなどの強力な殺菌剤は私たちが本来持っている自家保湿因子を含むバリア機能を破壊してしまいます。
また、化粧品を塗ったり、落とすために肌をこすれば、バリア機能も一緒にはがれ落ちてしまいます。
その結果、肌は乾燥し、毛穴のトラブルにもなります。
中学生の頃からニキビに悩まされ、それを隠すように高校生の頃から化粧をしていた私は長い時間をかけ、肌バリア機能を破壊していたということになります(T . T)
乾燥肌の人が肌断食をするとどうなるか
肌本来の機能が回復するまで、乾燥に悩まされることがある
全章のような理由で、肌の保湿機能やバリア機能が破壊されてしまったのであれば、化粧品の使用をやめれば確実に肌本来の機能が回復し、乾燥をはじめその他様々なトラブルからも開放されます。
しかし、私のように長年熱心にスキンケアを続けてきた人ほど肌は傷んでいて、肌本来の力が回復するまでには時間がかかります。
口の周りは常に粉吹き状態、朝起きると皮向けもありました。
特にファンデーションをつけた時は乾燥がひどく、おでこはひび割れ、正直悲惨な状態でした。
それでも、乾燥対策を継続するうち、ワセリンをつけなくても大丈夫な日が増えてきました!
最初の辛い時期を乗り切る乾燥対策!

肌断食を開始して4ヶ月目、今はワセリンを使用しなくても大丈夫なほど乾燥が落ち着いています。
肌の保湿機能が回復しつつあることも考えられますが、それよりも継続している乾燥対策の効果が出てきたのではないかと感じています。
1、加湿器
2、なるべくファンデーションを使わない
3、水洗顔時の水温を見直す
4、お白湯を飲む
加湿器
これは、基本中の基本。すでに使っている方も多いと思います。
湿度30%以下の環境では、カサつき、粉ふき、かゆみが起こることがあります。
なるべくファンデーションを使わない
そんなに頻度は高くないですが、外出するときに使用しています。
つけたては肌のトーンが明るくなり嬉しいのですが、時間が経過すると乾燥でひび割れ、見た目が、、
肌への負担の少ないパウダーファンデやルースパウダーですが、粉が水分を吸い取り、肌を乾燥させます。
肌が乾燥している時は、できるだけファンデーションを使用しないことをおすすめします。
コロナウイルスは本当に嫌ですが、こんな時は素肌を隠せるマスクが助かります^ – ^
といっても、どうしてもファンデーションを使いたい時もありますよね?
その時はできるだけ薄く塗ることをおすすめします!
また、ノーファンデでもポイントメイクをするだけで印象はだいぶ違いますのでお試しください♪

水洗顔の水温を見直す
肌断食を始めてから、ずっと32〜33℃くらいのぬるま水で洗顔をしていました。
しかし乾燥が気になる、、
ということで、思い切って25℃くらいの水洗顔にしてみました!(体感的にはただの水という感じ、冷たい!)
5日続けてどうなったか、
小鼻やおでこの角栓とザラザラがひどくなりました(T . T)
そう、水が冷たすぎると皮脂が落ちにくいのです。
洗いたりないと肌に残った余分な皮脂が酸化して肌を刺激します。かと言って、温度が高いと自家保湿因子まで流してしまいます。
そこで今度は、ぬるま水よりも若干冷たい水(29〜30℃)で洗顔することにしました。
洗顔後のつっぱりや粉ふきも少なく、なおかつ皮脂もちゃんと落ちています。
皮脂の量は年齢、性別、体質により人それぞれ、季節によっても変わります。その時の自分に合った水温を見極めることが大事です!
お白湯を飲む
加湿器などで空気中の湿度をあげるのも大事ですが、体の内部から水分を補うことも大事です!
【お白湯の作り方】
1、やかんor鍋に水を入れ火にかける
2、沸騰した状態で10分から15分沸かして完成
※水道水でもOK
※しっかり沸かすことがポイントなので、蒸発して減る分最初の水は多めにいれる
※沸かし直しはしない
私は1日にだいたい1200ccくらいのお白湯を飲みます♪
その日の気分で、デトックス効果のある生姜や、ビタミンCやクエン酸が摂取できるレモンを入れて飲んでいます。
お白湯には乾燥対策の他にも嬉しい効果が期待できます♪
【白湯の効果】
冷え性改善/肩こり、腰痛の緩和/便秘解消、デトックス/
ダイエット効果/美肌効果/花粉症の症状緩和
乾燥対策としては、体重1kgあたり20〜30ccの水分を1日に摂取するのが理想とされています。
純度の高いワセリンは酸化しにくく、皮膚にも浸みこみにくいのが特徴です。
特に、粉をふくほど乾燥している時、チクチク感やかゆみが出た時には無理せず少量のワセリンをつけることをおすすめします!
まとめ
私自身がそうだったように、乾燥肌の方が「何もつけない」肌断食に抵抗があるのはよくわかります。
実際はじめてみても、肌の保湿機能やバリア機能が回復していないうちは、乾燥に悩まされ心が折れそうになることもあります。
今は、お風呂上がりに慌ててスキンケアをしなければならなかった日々から開放され快適です!
乾燥肌を本気で改善したいと思っている方は肌断食、検討されてはいかがでしょうか。
