私は、2020年8月から肌断食を継続し、日に日に肌が丈夫になり状態が良くなっていることを実感しています!
肌断食とは、基礎化粧品や洗顔料、クレンジングなどを一切使わず、水だけで洗顔する“何もつけない”美容方法です。
こちらのブログ内でご紹介する「肌断食」は、クリニック宇津木流院長・宇津木龍一先生の「宇津木式スキンケア」を基本としております。
今回のテーマはずばり「シミ」です!
実は、肌断食を開始して少したった頃、もともと左目の下にあったシミが濃くなったんです(T . T)
肌断食でシンプルスキンケアにするということは、今まで使っていたスキンケア化粧品をすべてやめて、日焼け止めすら日常的には使用しないということです。
今までほぼ365日日焼け止めを塗りしっかり紫外線対策をしていたのに、肌断食をしてから日常的は外出時はノーガード、これがいけなかったのかと。。。
濃くなったシミをため息をつきながら眺める毎日。
しかし!
肌断食4ヶ月目、そんな私に驚きの変化が起こったんです!!
肌断食に興味を持たれている方は、おそらく人一倍美容に気を遣っている方ではないでしょうか。
だからこそ、
そんな疑問や不安をお持ちだと思います。
結論から言えば、
☑︎肌断食中でも適切に日焼け止めを使用すれば、シミが濃くなったり増えることはない
☑︎むしろ美白化粧品や日焼け止めを日常的に使用することがシミの原因になる
☑︎肌断食によりターンオーバーが整えばシミは薄くなる
肌断食4ヶ月目の体験
肌断食をはじめて少したった頃、シミが濃くなったことは冒頭でお伝えしました。
しかし、肌断食4ヶ月目のある朝
シミが、、、、、
薄くなってるー!!!!
写真で見てもその差は歴然です!
シミが濃くなったのは肌断食で紫外線対策をしていなかったせいなのか?
シミってこんなに短期間に濃くなったり、薄くなったりするものなのか?
とても不思議だったので、この要因を自分なりに考えてみました。
シミができる原因
シミとは
皮膚の中に「メラニン」が蓄積して地肌よりも濃く見える部位のこと
長時間紫外線を浴びるなどして肌がダメージを受けると、皮膚内部のメラニン製造工場である「メラノサイト」によりメラニンが作られます。
ターンオーバーが正常なら、メラニンは皮膚表面に押し出され、垢とともにはがれ落ちます。
しかし、ダメージが蓄積すると過剰にメラニンが作り続けられ、ターンオーバーも乱れがちになります。
そのため、メラニンは排出されることなく肌内部に蓄積されシミになります。
メラニンが作られる原因は紫外線だけではない
メラニンはシミの原因となるため、“肌の敵”と考えられがちですが、本来紫外線から肌を守るバリア機能の役割をもちます。
そのため、紫外線以外でも肌にダメージが加われば、その部分を紫外線から守るためメラニンは作られます。
美白化粧品や日焼け止めに含まれる界面活性剤や、それらを塗る時の刺激は肌バリアを壊し、肌内部に入った美白剤は刺激物として炎症を起こします。
炎症が起こると、傷ついた皮膚組織を紫外線の害から守ろうとして、メラノサイトがメラニンを大量に作りだします。
美白化粧品や日焼け止めを使い続ければメラニンも過剰に作り続けられ、シミの原因になります。
肌断食でシミが濃くなった原因
肌断食をはじめてすぐは炎症が治っていない
私は中学生の頃からニキビに悩み、それを隠すように高校生の頃からお化粧をしていました。
長い間、肌のコンプレックスと対峙し熱心なスキンケアを続けていました。
その結果、化粧品の成分で毛穴が炎症を起こし、保湿機能やバリア機能が失われたキメの全くない肌になってしまいました。
マイクロスコープ画像で見ても毛穴が炎症を起こし赤くなっている様子がわかります。
ダメージが大きかった私の肌は、肌断食をはじめてもすぐには炎症がおさまっておらず、メラニンが作り続けられるシミのできやすい肌が続いていたと考えられます。
肌断食によりスクラブ洗顔をやめた
シミができやすい状態が続いている上に、スクラブ洗顔料の使用をやめたこともシミが濃くなった原因と考えられます。
肌断食前はスクラブ洗顔で角層の表面をこすり落とし、ターンオーバーを無理に進めていたため、シミが薄いままだったのかもしれません。
通常、肌の細胞は28日周期で生まれ変わります。(ターンオーバー)
表皮の奥(基底層)で生まれた細胞は14日ほどかけて角質層のすぐ下まで押し上げられ、寿命を終えます。死んだ細胞は角質層で保湿バリアとして働きます。この死んだ細胞はどんな化粧品も敵わないほどの保湿力を持ちます。
しかしスクラブ洗顔をすると、新しい細胞が未熟なまま保湿バリアを無理に剥がしてターンオーバーを進めてしまうので、ひどい乾燥肌になってしまいます。
乾燥肌になれば保湿化粧品を塗らずにはいられなくなり、それがシミの原因になるという悪循環を生み出します。
肌断食4ヶ月目の変化
上記のような理由で濃くなったシミですが、冒頭でお伝えしたように突然薄くなりました!
肌断食を継続することで、肌の状態が少しずつ改善されてきた証拠です♪
炎症がおさまった
肌断食を開始して4ヶ月目、肌に何もつけない、擦らないことで炎症がおさまってきたと考えられます。
マイクロスコープ画像で比較してみても、赤みがひき、毛穴の炎症が少し改善されている様子がわかります。
炎症がおさまれば、メラニンが過剰に作られることもなくなりシミのもとがなくなるということです♪
ターンオーバーが正常になってきた
前章でもお伝えしたように、表皮の一番奥で生まれた細胞は約28日かけて表面まで上がってきて、最後は垢として剥がれ落ちます。
正常な肌は一つ剥がれ落ちると、一つ新しい細胞が作られるという新陳代謝を繰り返します。
しかし、クリームなどで蓋をしてしまうと古い細胞が剥がれ落ちにくくなってしまいます。剥がれないということは新しい細胞も作られないということになります。
その結果肌はゴワつき、くすみ、シミは濃くなります。
今回シミが薄くなったということは、化粧品を使用しないことで古い細胞がスムーズに剥がれ、新しい細胞が作られるターンオーバーが正常に機能し始めたということです♪
肌断食によりシミが薄くなり、また、できにくい肌になったのはとても嬉しいです♪
肌断食中の日焼け対策
美白化粧品や日焼け止めを日常的に使用するとシミの原因になるということはお伝えしました。
しかし、肌断食中であっても日焼け止めをつけた方が良い場合もあります。
日に当たる時間が連続して15分以上の時は日焼け止めを使用!
長時間の紫外線がメラニンを作り出す原因になるのも事実ですので、例えば屋外でのレジャーやスポーツをする時には日焼け止めを使用することをおすすめします!
ただし、日に当たる時間が15分以内なら日焼け止めのメリットよりデメリットの方が上回ることを忘れないようにしましょう!
また、使用する場合は、肌ダメージの少ないワセリンベースの日焼け止めを使用しています♪
まとめ
世の中には美白化粧品が溢れていますし、一年中日焼け止めは塗った方がいいなんてこともよく耳にします。
また、紫外線は敵!という固定観念はそう簡単に消えてくれるものではありません。。
しかし、今回私はこの3つのことを身をもって体験しました。
☑︎肌断食中でも適切に日焼け止めを使用すれば、シミが濃くなったり増えることはない
☑︎むしろ美白化粧品や日焼け止めを日常的に使用することがシミの原因になる
☑︎肌断食によりターンオーバーが整えばシミは薄くなる
肌断食中はいろいろなことに疑問を抱いたり、不安を感じたりします。